「QR2号ファンド」による投資実行について

株式会社北國フィナンシャルホールディングス(代表取締役:杖村 修司)の子会社である株式会社QRインベストメント(代表取締役:浜野 文雄)は、QR2号ファンド投資事業有限責任組合よりアルハイテック株式会社(本社:富山県高岡市、代表取締役:水木 伸明、以下 アルハイテック)に投資実行したことをお知らせいたします。

アルハイテック株式会社について

アルハイテックは、廃アルミを含む資源を利活用し、持続可能な水素エネルギーによる脱炭素社会を目指した事業を展開しております。具体的には、廃アルミを原料として水素を製造する独自技術によって、化石燃料に頼らずにクリーンな水素エネルギーを生み出す装置の製造及び販売を手掛けております。今後は水素製造装置のさらなる技術的改良及び全国各地への販売に取り組むことで、環境に優しく、誰もが使いやすい自立分散型エネルギーの普及を図ります。そして、地域社会におけるエネルギーの地産地消を強く推進してまいります。

会社名 アルハイテック株式会社
代表者 水木 伸明
本社所在地 富山県高岡市オフィスパーク1番地
事業内容 ● 水素製造装置製造販売事業、オンサイトサービス事業
● 水素製造に係る反応液販売事業、副産物事業
●脱炭素社会実現のための企画提案事業
ホームページ https://www.alhytec.co.jp/

独自開発した廃アルミを原料とする水素製造装置

原料となる廃アルミの例と副生する水酸化アルミニウム

投資の背景について

日本が目標とする2050年カーボンニュートラルの実現にはアルハイテックの技術が必要不可欠です。気候変動対策の必要性が増し、国際的な気候協定や政府政策により温室効果ガスの削減が急務となっている中で、廃アルミから水素を発生させることによってクリーンな電力供給を可能にする同社の独自技術は、様々なステークホルダーに対して大きな価値を提供することを確信しております。さらに昨今の資源高を背景とした消費者による環境・省エネ意識の高まりは、同社の事業展開を後押ししております。
同社による取組みは、環境規制や消費者のニーズに応え、北陸地域だけでなく日本全体の持続可能な成長に寄与するものであることから、投資を実行いたしました。

QR2号ファンドについて

名称 QR2号ファンド投資事業有限責任組合 (略称:QR2号ファンド)
設立 2023年7月3日
出資者 無限責任組合員 (GP):株式会社QRインベストメント
有限責任組合員 (LP):株式会社北國銀行
存続期間 25年 (但し、合意により最大2年間の延長可能)
投資対象 議決権取得制限に該当しない全ての企業

QRインベストメントについて

地域の投資会社として、地域のお客さまの事業を支えることを大きなミッションに掲げております。お客さまのステージ毎の様々なニーズにお応えする資本支援を提供することで、地域全体の成長、価値向上に貢献してまいります。
https://www.hokkokubank.co.jp/qri/