
【QR2号ファンド】マレーシアのフィンテック企業「Soft Space」に投資実行
株式会社北國フィナンシャルホールディングス(代表取締役社長:杖村 修司)グループの株式会社QRインベストメント(代表取締役社長:浜野 文雄)は、QR2 号ファンド投資事業有限責任組合(以下 当ファンド)より、Soft Space Sdn. Bhd.(本社:マレーシア・クアラルンプール、CEO:Joel Tay、以下Soft Space)に投資を実行しましたことをお知らせいたします。
出資の背景について
日本国内では、政府主導によるキャッシュレス推進施策が展開されており、キャッシュレス決済は今後ますますニーズが高まる分野です。同社は、東南アジアを中心に、グローバルなキャッシュレス環境の実現に向けて、重要なソリューション群を提供しています。
北國フィナンシャルホールディングスでは、クラウドをはじめとする急速に進化するIT技術を活用し、営業の生産性向上や新たなビジネス領域への展開を推進しています。これに伴い、より良い金融サービスの提供やキャッシュレス化の促進を目指し、マルチクラウドによる次世代地域デジタルプラットフォームの構築に向けたプロジェクト※を開始しました。
本件は、同社が今後の新たなデジタルプラットフォーム開発において重要な役割を担う企業であると判断し、投資を実行したものです。投資後も、同社の事業運営に対する積極的な支援を継続していく予定です。
※参考1:https://www.hfhd.co.jp/news/20240315-4/
次世代地域デジタルプラットフォーム構築プロジェクト カード領域の新規事業を開始(2024年3月15日)
※参考2:https://www.hfhd.co.jp/news/20240315_3/
Visa ソリューションを活用したフルクラウド型アクワイアリングシステムの構築を開始(2024年3月15日)
Soft Spaceについて
2012年に設立されたSoft Spaceは、マレーシア・クアラルンプールに本社を構える業界をリードするフィンテック企業です。
世界30以上の市場で、90を超える金融機関やパートナーにサービスを提供しており、モバイルデバイスを活用した非接触決済や、ホワイトラベル型eウォレットサービスをはじめとする幅広いソリューションを加盟店や消費者に提供しています。
これらの技術により、デジタル決済の導入が容易になるだけでなく、金融機関は顧客ニーズをより的確に把握し、迅速に対応することが可能となります。
Soft Spaceの目標は、モバイル非接触決済分野における専門知識と特許技術を活用し、国内外で金融サービスの新しい形を再定義することです。
商号 | Soft Space Sdn. Bhd. |
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代表取締役社長 | Joel Tay |
本社所在地 | Malaysia |
ホームページ | https://www.softspace.com.my/ |
Soft Space CEO Joel Tayからのコメント
北國フィナンシャルホールディングス様よりご信頼を賜りましたこと、心より感謝申し上げます。
“スーパーキャッシュレスリージョン”という大胆なビジョンの実現に携われることを大変光栄に存じます。
今後も密接に連携し、日常の決済をより簡単に、より身近にする革新的で手頃なソリューションの提供に努めてまいります。
QR2号ファンドについて
お客さまの多様なニーズにお応えするため、幅広い領域への投資を行います。
グループ機能を柔軟に活かした経営サポートにより、企業や地域の持続的な成長に貢献します。
名称 | QR2号ファンド投資事業有限責任組合(略称:QR2号ファンド) |
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設立 | 2023年7月3日 |
出資者 | 無限責任組合員(GP) : 株式会社QRインベストメント 有限責任組合員(LP) : 株式会社北國銀行 |
存続期間 | 25年(但し、合意により2年間の延長可能) |
投資対象 | 議決権取得制限に該当しない全ての企業 |
(補足情報)
【QR インベストメントについて】
域の投資会社として、地域のお客さまの事業を支えることを大きなミッションに掲げております。お客さまのステージ毎の様々なニーズにお応えする資本支援を提供すること で、地域全体の成長、価値向上に貢献してまいります。
https://www.hfhd.co.jp/qri/