株式会社北國銀行（石川県金沢市）、株式会社地域未来創造（石川県金沢市）、株式会社北陸銀行（富山県富山市）、ほくほくコンサルティング株式会社（富山県富山市）、株式会社福井銀行（福井県福井市）、ふくいヒトモノデザイン株式会社（福井県福井市）の6社は、2025年5月、「北陸観光コンソーシアム」を設立しました。

地銀グループと地域未来創造が中心となり設立した本コンソーシアムは、観光を起点とした広域的な地域価値の創造に共同で取り組み、北陸全体のブランド価値を高め、持続可能な地域経済の形成に貢献していくことを目指します。

協働活動の一環として、観光庁が推進する「地方における高付加価値なインバウンド観光地づくりモデル観光地」事業において、令和7年度北陸エリア事務局業務を受託し、業務を開始しました。

本事業は、旺盛な旅行消費を伴う高付加価値旅行者の誘致を通じて、地域の観光産業だけでなく、地場産業や文化産業など多様な産業分野への経済波及効果をもたらし、地域経済全体の活性化と持続可能な発展に寄与することを目的としています。

観光庁は、令和5年3月に北陸エリア（富山県、石川県、福井県、および岐阜県白川村）を「モデル観光地」として選定しました。「高付加価値インバウンド観光地づくり北陸エリア準備会」^※を中心に、地域の歴史・文化・伝統産業・食などの観光資源を活かした魅力ある観光地域づくりを推進しています。

本コンソーシアムは、自治体、DMO（観光地域づくり法人）・観光協会、域内外のDMC（観光地域づくり会社）や観光事業者等と連携し、インバウンド高付加価値市場への的確なアプローチや観光コンテンツの磨き上げ、販路開拓、人材育成等の取り組みを加速させ、北陸エリアのインバウンド観光の高付加価値化、ブランド価値向上に努め、持続可能な観光地域経営の実現に貢献してまいります。

※高付加価値インバウンド観光地づくり北陸エリア準備会
富山県、石川県、福井県、金沢市などの自治体や観光協会、民間事業者等と連携し、北陸の歴史・文化・伝統産業・食などの強みを活かした観光地域づくりを推進する組織。

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