「のとSDGsファンド」による投資実行について

株式会社北國フィナンシャルホールディングス(代表取締役社長:杖村 修司)グループの株式会社QRインベストメント(本社:石川県金沢市、代表取締役:浜野 文雄)とBPキャピタル株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:松多 洋一郎)は、共同で設立した奥能登SDGs投資事業有限責任組合(以下「のとSDGs ファンド」)より camo 株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役:川名 正顕)へ投資実行したことをお知らせいたします。

camo 株式会社について

2018 年11月に創業。2007年より続く日本酒イベント『若手の夜明け』を蔵元より事業承継し、2022 年より東京・大手町にて開催。以降、開催地を拡大しながら開催を続けているほか、全国のお酒のプロがその年一番お薦めしたい酒蔵を選ぶアワード『酒屋大賞』を主催。
お酒が飲みたくなる日本酒アプリ『camo』や、感度の高い新たな飲み手を増やすメディア『mizudori』など、日本酒文化を衰退から守り、世界に誇れる産業へと導くため、日本酒を軸にした様々な事業を展開し、新しい提案を続けている。2024年春に一合缶専門店『PRIMESAKE Tokyo Haneda Airport』を羽田空港第 3ターミナル駅にオープン。東急不動産や三菱地所とともに商業施設開発やコンサルティング、ブランディング事業も推進。

商号 camo株式会社
代表取締役 川名 正顕
本社所在地 東京都世田谷区世田谷1-24-1-2F
事業内容 日本酒に係るイベント開催・店舗運営・アプリ開発・海外輸出
ホームページ https://cland.jp/

出資の背景について

同社は能登半島地震にて被災した能登地方の蔵元の醸造を継続すべく、「能登の酒を止めるな!被災日本酒蔵共同醸造支援プロジェクト」をクラウドファンディングサービスMakuake 上にて立ち上げました。株式会社吉田酒造店(石川県白山市)をリーダーに、被災した5蔵、県内外の22蔵と連携して共同醸造を推進し、運営の実行主体として活動しています。
今後は、能登地方をはじめとした全国各地の日本酒の販売・普及を全世界へ向けて推進していくため、ともに協力していきたいと考えております。

のとSDGsファンドについて

本ファンドでは、内閣府の『SDGs 未来都市』に選ばれた珠洲市をはじめとした能登地域を中心に地域の資産・資源を有効利活用した持続可能なビジネスの創出およびSDGsに資する事業を行う企業を支援するモデルを創り、社会変革の実現とSDGs達成に向けた最初の一歩を能登地域から踏み出すことを目指しております。

名称 奥能登SDGs投資事業有限責任組合(略称:のとSDGsファンド)
設立 2021 年7月26日
出資者 無限責任組合員(GP) : 株式会社QRインベストメント
BP キャピタル株式会社
有限責任組合員(LP) : 株式会社北國銀行
アステナホールディングス株式会社
興能信用金庫
のと共栄信用金庫
存続期間 10 年(但し、合意により2年間の延長可能)
投資対象 ⮚ 能登地域のSDGs達成に資する事業を行う、日本国内に本店を置く非上場の株式会社
⮚ スタートアップ企業の場合、シード(プレシード含む)からレイターまで全ステージが対象
特長 ⮚ 持続的な環境・社会・経済を維持するために必要な事業を展開する企業の成長・承継・再生を支援
⮚ コンサルティングも含めた幅広い支援において北國銀行グループと連携
⮚ 現地企業等が必要とする知見や技術を有する様々な企業とのコラボレーション