「のとSDGsファンド」による投資実行について

株式会社北國フィナンシャルホールディングス(代表取締役社長:杖村 修司)グループの株式会社QRインベストメント(本社:石川県金沢市、代表取締役:浜野 文雄)とBPキャピタル株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:松多 洋一郎)は、共同で設立した奥能登SDGs投資事業有限責任組合(以下「のとSDGsファンド」)より株式会社さとゆめ(本社:東京都千代田区、代表取締役:嶋田 俊平、以下 さとゆめ)へ投資実行したことをお知らせいたします。

株式会社さとゆめについて

さとゆめは「Local Business Incubator〜人を起点として、地域に事業を生み出す会社〜」をコーポレートアイデンティティとする地方創生に特化した伴走型の事業プロデュース会社です。全国50以上のエリアで計画策定から事業の立上げ・運営まで地域に伴走して実施しています。JR東日本との協業による「沿線まるごとホテル」(東京都奥多摩町・青梅市)や“700 人の村がひとつのホテルに。” をコンセプトとする「NIPPONIA小菅 源流の村」(山梨県小菅村)、地域と企業の協働による保養地づくり「癒しの森事業」(長野県信濃町)、町単独のアンテナショップ&地域商社事業「かほくらし」(山形県河北町)等、人を起点に様々な事業創出に取り組んでいます。

商号 株式会社さとゆめ
代表取締役社 嶋田 俊平
本社所在地 東京都千代田区九段南3-4-5 ビラ・アペックス市ヶ谷801
事業内容 地方創生に特化した事業プロデュース
伴走型コンサルティング
ホームページ https://satoyume.com/

出資の背景について

能登の自然環境と文化を守りながら100年後に繋がる新しい価値を生み出す「創造的復興」の実現には、これまで全国50ヶ所以上で地方創生分野における伴走型コンサルティングを展開してきたさとゆめとの協力が必要不可欠です。
同社による取組みは、震災による影響がいまだ色濃く残る能登半島の地域や人々のニーズに応え、持続可能な成長に寄与するものであることから、投資を実行いたしました。

のとSDGsファンドについて

本ファンドでは、内閣府の『SDGs未来都市』に選ばれた珠洲市をはじめとした能登地域を中心に地域の資産・資源を有効利活用した持続可能なビジネスの創出およびSDGsに資する事業を行う企業を支援するモデルを創り、社会変革の実現とSDGs達成に向けた最初の一歩を能登地域から踏み出すことを目指しております。

名称 奥能登SDGs投資事業有限責任組合(略称:のとSDGsファンド)
設立 2021年7月26日
出資者 無限責任組合員(GP):株式会社QRインベストメント
BPキャピタル株式会社
有限責任組合員(LP):株式会社北國銀行
アステナホールディングス株式会社
興能信用金庫
のと共栄信用金庫
存続期間 10年(但し、合意により2年間の延長可能)
投資対象 ⮚能登地域のSDGs達成に資する事業を行う、日本国内に本店を置く非上場の株式会社
⮚スタートアップ企業の場合、シード(プレシード含む)からレイタ―まで全ステージが対象
特徴 ⮚持続的な環境・社会・経済を維持するために必要な事業を展開する企業の成長・承継・再生を支援
⮚コンサルティングも含めた幅広い支援において北國銀行グループと連携
⮚現地企業等が必要とする知見や技術を有する様々な企業とのコラボレーション